皆さんは、毎日お風呂には入っていると思いますが、多くの方がお風呂って「身体を洗うため」と お答えになるでしょう。確かにそれも目的のひとつです。
では、湯船に浸かっていますか? お風呂の最大の目的は、3つあります。
【1、身体に水圧をかけること】
夜、何だか足がむくんでいる方はいませんか?
入浴には、水圧がかかる事でむくんだふくらはぎに詰まった老廃物質を体内に戻し、腎臓で濾過して排泄を促す効果もあります。
日常で水圧を全身に感じる事ができるのは、水に浸かった時だけ。
抹消の血液・リンパ系の循環をよくする事で防げる疾患は多いです。
その方法のひとつが入浴なんです。
【2、体温の上昇】
皆さんの平熱は何度ですか?
日本人の平均体温は36.89度。日本人の7割くらいが36.6度~37.2度の方が多いそうです。
感染症法では、37.5度以上を「発熱」 38度以上を「高熱」と分類しています。
女性に多く見られるのが身体の表面だけが熱く内臓などの芯が冷えているパターン
子宮内膜などの血流が悪く重い生理痛に悩まされている方も多いですね。
また、デスクワークの方も要注意!
夏場のクーラー設定温度は、一人ひとりの温度調整に
応えるのは難しいものです。
手首・足首・首を冷やしすぎない様にご注意ください。
体温が1度下がると免疫は約30%低下、基礎代謝は12%
低下、体内酵素の働きは50%も低下してしまうそうです。
帰宅したらゆっくり湯船に浸かって深呼吸してみませんか?
【3、身体にかかる浮力】
日常生活でなかなか重力から解放されることは難しいですよね。
簡単に重力から解放され 浮力を感じる事が出来るのが、「水中」そうお風呂という事!
人間は、浮力がかかると造血機能が活性し新しい血液が生まれるそうです。そうすれば免疫力も上がります。
人は、免疫力による自然治癒力を持ち合わせています。まずは、自然治癒力を高める習慣をつけましょう。
ちなみに私の場合は、夏場でも41度の湯船に5分以上 顎まで浸かり1日の終わりを感じています。
お陰様で、年間 1回? 発熱して寝込むかどうか…
お風呂は「休息」に当たると思います。
休息は、ゆったりと休む・くつろぐと言った事の他に、身体を整える意味もあるのではないでしょうか?
1日の疲れを湯船に使ってホッとしてみませんか?
気持ちいいですよぉ
外国とは違う、湯に浸かる日本の文化って
本当に素晴らしい!